Beach Chic Life Blog

ビーチタオル専門店ビーチシックのブログ

ビーチシック物語⑥ 住む場所も、言語も、価値観も違う二人の仕事術

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久しぶりのビーチシック物語です。

 前回は、広州の工場見学を通じて、ビーチシックタオルがどのようにして作られるか、お伝えしました。

今回は、ハワイに住む友人と、中国に住む私がどのように仕事をしていたか、その時の様子をお伝えしたいと思います。

基本は、Facetimeミーティング

 友人がタオルデザイン、私が生産準備と担当を分け、それぞれが自分のできることから進めつつ、週1程度、中国⇔ハワイのFacetimeミーティングで、進捗確認をしていました。

時差があるから、たいてい、中国は午後2時か3時から息子の幼稚園お迎えまで。

一方ハワイは夜の20時か21時から子供たちが寝る時間まで。

お互い子育てしてるから、隙間時間でしたが、タイミングがあえば子供達も交流できたり、楽しい時間ではありました。

 

 こんなに違う、目からウロコの価値観

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まず最初に決めたのが、ブランドネームです。

ブランドネームは、なんと、私の名前から取ってあります。

私の名前なんて、クラスに一人はいるくらい平凡な名前だよって(逆に今はいない…)、説明したのですが、かわいいからこれで行こう!って。。

 

すごく余談ですが、こんな感じで、日本人の私からしたら平凡なものが、かわいい!と思われるんだなーと思ったことがもう一つありまして。

彼女が、私の息子の鼻を見て「cute nose!」と。最初はおせじと思ってスルーしていましたが、どうも心がこもっている…。改めて、「こんなちいさくて丸い鼻、かわいくないよー」って言ったら、「それがいいの!なんて小さくてかわいいの!」と心からの賛辞が返ってきました^^;

そして、私から見たら、彼女の筋の通った鼻がコンプレックスなんだと聞いて、こちらがびっくり。だから私が「いやいや、その鼻は日本人女性の憧れだよー!!」って。

自分の持っている平凡極まりないものが、誰かにとっては素敵に見えることがある。

その逆もあり。

世界って、なんて広いんだーって、目からうろこな感覚でした。

 

というわけで、自分の平凡な名前でも、外国人に発音してもらうと、それはそれで素敵な響きに聞こえるから不思議なもので…それ以来そのブランドネームは私たちの中で定着したのでした。

だから、解散して、名前を新しくつけるとなった時にはつらかったー。

息子もいまだに旧ブランドネームで呼ぶからせつないです。。

 

これだけ価値観ちがう=デザインの好みも想像以上に違いました

さて。もともと、彼女がDIYしてつくりあげたコテージに泊まったのが出会いだったわけですが、その出会いの場となったコテージのセンスがとってもとっても素晴らしく、彼女のセンスには一目置いていたわけです。

お互いに、夫の転勤先で子育てしている同士、自分の得意分野をいかしてやれることをやってみよう、とはじまったビジネスでした。

 

しかし、実際にあがってきたロゴとタオルデザインは、ぴんとこなくて、正直途方にくれました。思ってたのとちがう…。

作る前にはイメージを出し合って、方向性は同じと思えたんですが、そこを共有するのは、結局最後まで難しかったです。

さっきの価値観の話とも通じるのですが、日本人の鼻ぺちゃがキュート!な感覚ですから、色彩感覚に置き換えても、当然違いは出ますよね。

ピンク、ブルー、ひとつの色をとっても、選ぶトーンが全く違うのです。

それでも、南国ハワイの太陽の下で使えば、これくらい色が主張して派手なほうがいいのかなーとも思ったり、まずはハワイで販売するのが目的でしたから、ハワイマーケットに関するデザインについては、私はあまり口を出さないようにしていました。

 

今思えば、こういう違いを放っておかずに、きちんと話し合う体制を作るべきでしたが、私も、あまりガチガチに理想ばかり追わず、お互い素人なんだし、やれることからやっていけばいいじゃない、という軽い気持ちで進めていたので、何を言っても今更仕方ない話。。

それでも、とにかくやってみよう精神で、ミーティングを重ね、一方で私も予算を計上し、生地の手配、工場の手配をし、輸送の手配をし、ようやく準備が整いました。

 

そしていよいよ初めてのモノづくりへ!

そう、いよいよ第一回目の生産に入る準備ができました!

「まずは100枚、作って売って、反応を見る」というのが目標です。

まあ、最悪、100枚作って売れ残っても、小さな傷で済みますし、実際に売ってみないことには始まりません。

工場からすると、ロット100枚なんて、普通は受け入れてくれないし、受け入れたとしても単価が上がるわけですが、そこは私も工場と交渉しまして、ハワイと日本ではまだ市場にないタオルが、この100枚からはじまるんだから~なんてその気にさせて、クリアしました(笑)

こうして私のできる準備はしたつもりです。

ですが、結構失敗しました^^;

簡潔に理由をいうと、日本人が仕事をする上で大事にしている「仕事は段取り」が、イタリア式と中国式のビジネススタイルにはまったく歯が立たなかった!という感じです。

ではどう歯が立たなかったのか、それは次回のビーチシック物語へ続きます!

 

過去のビーチシック物語はこちらから♡

ビーチシックタオル、はじまりのはじまり、の話。

ビーチシック物語② ーなぜ自分でタオルを作ろうと思ったか

ビーチシック物語③~ハワイのビジネスパートナーの話

ビーチシック物語④ ~中国での工場探し

ビーチシック物語⑤ ~広州の工場・前編

ビーチシック物語⑤ ~広州の工場・後編

 

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